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ケニア ガタイティ AA

農園について

農園名:ガタイティ・ファクトリー

農園主:ガタイティに属する小規模生産者
地域・エリア名:二エリ、テツ、ガキ、ガタイティ
標高:1720m



ケニアは珈琲誕生の地とされるエチオピアに隣接していながら、コーヒー豆の栽培は19世紀末ごろから始まったと言われており、比較的歴史の浅いコーヒー生産国です。しかし、ケニアで生まれる珈琲はその複雑でリッチなフレーバーによって世界中で評価されており、現在ではアフリカのコーヒー産業をけん引し、発展を遂げています。

ガタイティ生産者組合は、1656名の小規模な農民から構成されており、前身の農協団体から独立し、ガタイティ・ウォッシングステーションのみを有する一つの組織として2000年に設立されました。ナイロビから北へ160km、マウント・ケニアとアベルダレ山脈に挟まれた標高1720mに位置するガタイティは、年間を通じて涼しく快適な気候と、赤い火山性土壌によるミネラルと有機物に恵まれ、コーヒー生産において最適な環境を有します。農家はおよそ120本の木を育てており、10月から1月にメインクロップを迎えます。生産品種はSL28,SL34がおよそ95%、ルイ11、バティアンが5%ほどとなっています。

ガタイティファクトリーでは、収穫は完熟したチェリーのみを収穫すること、その日のうちにウォッシングステーションに持ち込むことが約束されています。運び込まれたチェリーは、そこで再び手選別が行われ、厳選されると共に均一な熟度に整えられます。生産処理はいわゆるケニア式と呼ばれる昔ながらの生産処理方法で行われており、果肉処理後はミューシレージを分解するために一晩発酵槽につけられ、翌日水路での洗浄、ソーキングが行われたのちに、アフリカンヘッドで乾燥工程に移ります。乾燥は毎日の気候に合わせて7日〜15日かけて行われ、その間は手作業によるパーチメントの拡販や選別が行われます。 

豆について

豆名:ガタイティ AA


品種:SL28,SL34

特徴:ストーンフルーツやベリー系の果実味あるフレーバーと、スパイシーさやブラックティーのような味わいがあります。冷めるにしたがって変化があり、アプリコットのような風味からグリーンアップルやキウイなどの爽やかな風味も感じることができ、余韻が長く続きます。

珈琲テイストチャート


オススメ焙煎度合い
浅 ← □□■□→ 深
「ふつう」