グアテマラ エル・モリト農園 パカマラ アナエロビックウォッシュド
農園について
農園名:エル・モリト
農園主:ロベルト・モンテロッソ・ピネダ
地域・エリア名:ハラパ県マタケスクイントラ、モラレス村
プロセス:建機発行を伴うウォッシュド
標高:1,400m-2350m
高価な価格帯になりましたが、他店では100g1800円前後で販売されている豆です。
エル・モリト農園は、首都グアテマラシティから東に来るまで2時間、エルサルバドルの国境に向かう途中にあります。以前この地域はブランド力のあるコーヒー産地ではありませんでしたが、高い標高とマイクロクライメットの恩恵を受け、スペシャルティコーヒーのマーケットで注目を集める産地となっています。そして、このエル・モリト農園は、グアテマラCOEにて2013年2位、2014年3位、2015年2位を獲得し、2022年には1位を獲得するなど、グアテマラを代表する名農園として広く知られています。
アナエロピックウォッシュド(嫌気性発酵)についてですが、コーヒーチェリーは収穫後、1日ほどで様々な酵母や微生物の影響で発酵臭が出てきます。それは欠点評価につながるため、収穫したその日に果肉処理をしながら欠点味を除去し、発酵をコントロールする努力が払われます。嫌気性発酵は空気による好気性発酵ではなく、空気を必要としない微生物での発酵を目的とし、ミューシーレージを取り除いた後に密閉したタンクで嫌気性微生物による発酵を行い、今までとは違った風味を出す処理方法です。